箱根駅伝で毎年活躍している青山学院大学ですが、毎年発表されているスローガンにも注目が集まっています。
2024年のスローガンは「負けてたまるか大作戦」でした。
このスローガンの発表が始まりは、2013年の「マジンガーZ大作戦」でした。
スローガンは原監督がつけているようですが、どのようなきっかけで始めたのか?
今回はユーモアあふれる、そのスローガンの謎に迫っていきたいと思います。
まずは歴代のスローガンについて見ていきましょう。
【箱根駅伝】青学スローガン(作戦名)歴代紹介!
2013年から毎年続いているスローガンはこちらになります。
年代 | スローガン | 成績 |
---|---|---|
2013年 | マジンガーZ大作戦 | 8位 |
2014年 | S大作戦 | 5位 |
2015年 | ワクワク大作戦 | 優勝 |
2016年 | ハッピー大作戦 | 優勝 |
2017年 | サンキュー大作戦 | 優勝 |
2018年 | ハーモニー大作戦 | 優勝 |
2019年 | ゴーゴー大作戦 | 2位 |
2020年 | やっぱり大作戦 | 優勝 |
2021年 | 絆大作戦 | 4位 |
2022年 | パワフル大作戦 | 優勝 |
2023年 | ピース大作戦 | 3位 |
2024年 | 負けてたまるか大作戦 | 優勝 |
なんだかおもしろいネーミングが多いけど、ちゃんと意味があってつけられているみたい
ネーミングの由来をいくつかご紹介します。
2014年の「S大作戦」
まずは。2014年の「S大作戦」ですが、これは一見どんな意味か分からないですよね。
S?…その時のエースの頭文字なのかな?
実は、この時に終盤を走っていた選手が広島県世羅高出身だったので、Sというワードが使われています。
2017年の「サンキュー大作戦」
2017年の「サンキュー大作戦」は、ありがとう、という意味だけではありません。
この年は箱根駅伝3連覇と学生駅伝3冠を目指し、かつ原監督が箱根駅伝で指揮を執る9年目の年ということで名づけられました。
なるほど!3と9でサンキュー!
原監督のユーモアあふれる性格がにじみ出ていますよね。
2019年の「ゴーゴー大作戦」
2019年の「ゴーゴー大作戦」も、箱根駅伝95回、5度目の優勝を願ってつけられていました。
この時に原監督は「郷ひろみさんのようにアチチと燃えています」とコメントを残しています。
ユーモアあふれる原監督らしいコメントね
箱根駅伝の成績を目標にしているスローガンも多いですが、世界平和を願っているスローガンがあります。
2023年の「ピース大作戦」は、世界平和とコロナ収束を願ってつけられました。
もちろん、箱根駅伝2連覇を狙うという意味もありましたが、残念ながらこの年は3位に終わっています。
このように箱根駅伝の名物になっている青山学院大学のスローガンですが、そもそもの始まりはどのようなものだったのでしょうか?
【箱根駅伝】青学スローガン(作戦名)が始まったきっかけは?
始まりは2013年の「マジンガーZ大作戦」です。
昔、マジンガーZという漫画があったのよね?
アニメになって、主題歌が有名なやつね!!
マジンガーZは見たことはなくても、主題歌の一部は聞いたことある!という人も多いですよね。
このスローガンのマジンガーZも、まさしくそのマジンガーZから命名されています。
この年、主力で走る4年出岐雄大選手に対して「マジンガーZのように駆け抜けてほしい」という想いでつけられています。
この年、原監督の選手の乗せ方がうまい、と話題になりました。
選手たちのやる気をアップさせるイメージ戦力ですね。
また選手だけでなく、毎年このスローガンを楽しみにしているファンの方も多いのではないでしょうか?
【箱根駅伝】青学スローガンは誰が考えているの?
スローガンは毎年原監督が考えています。
原監督がスローガンを決めるときは、「話題になりそうなスローガン」を意識しているそうです。
また、原監督には独自の指導法があるとされています。
その中のいくつかを紹介します。
青山学院大学陸上部は、監督が決めるスローガンの他に、選手同士で話し合って決めるキャッチコピーがあります。
2024年のキャッチコピーは「大手町で笑おう」です。
このキャッチコピーを基に、選手は「笑うために自分がするべきこと」を考えて個人目標を考えます。
自ら考えて、自ら目標を設定して、自ら実行する。
これが原監督の指導法です。
選手自ら考えて動く。選手の成長を促しているのね。
だからこそ、青山学院大学は常にトップに居続けることができるのでしょうね。
まとめ:【箱根駅伝】青学スローガン歴代解説!作戦名はいつから始まって誰が考えてる?
今回は箱根駅伝の青山学院大学のスローガンについて調べてみました。
スローガンの注目度も高いですが、原監督の選手を導く指導方法にも注目が集まっていることが分かります。
会社員時代に培ったビジネスのノウハウが生きているのかもしれませんね。
2025年のスローガンも、発表されたらここでもご紹介しますので、楽しみにしていてください。
来年の箱根駅伝は、ぜひそんな原監督に注目して観戦してみてはいかがでしょうか?
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