箱根駅伝

【箱根駅伝 】青山学院が強すぎてつまらない?駅伝を楽しむポイント4つ!

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

お正月の楽しみの一つにあげる人も多い箱根駅伝。

最近は、青山学院大ばかりが優勝するイメージがあり、「今年も青学が優勝なんだろうな」と思い、つまらなく感じてしまいますよね。

箱根駅伝がつまらないと思う理由は何かしら?

青学が独走し、他の大学を寄せ付けないから

いやいやそれでも楽しくて見てるよ!という箱根駅伝の魅力もお伝えします!!

この記事でわかること!

  • 箱根駅伝がつまらないと思う理由
  • 箱根駅伝の魅力

【箱根駅伝 】青山学院大が強すぎてつまらない?

2015~2024年の箱根駅伝では、青山学院大が7度の総合優勝を果たしています。

総合優勝をしていない年でも、2023年以外の年は復路優勝をし、記録をしっかり残しています。

2023年は総合優勝・往路優勝・復路優勝を駒沢大学が独占!!

青山学院大が独走してしまう展開に多くの人が飽きてしまうのでしょうか。

箱根駅伝がつまらないと感じてしまう理由は3つ。

ポイント

  • 青山学院大の独走
  • 放送時間が長く、変化が乏しい
  • 盛り上がる場面が少ない

青山学院大の独走

ある青山学院大のOBがいう。

「強すぎるので、卒業生でもちょっと怖いくらいです」

 今年の箱根駅伝、青学大が後続に影をも踏ませぬ独走状態を築き、10時間43分42秒の大会新記録で総合優勝を飾った。

numberWeb

ここ10年の間に7度の総合優勝を果たしています。

他の大学が弱いのではなく、青山学院大が強すぎる。

青山学院大のOBの方でも「強すぎるので、卒業生でもちょっと怖いくらい」と言っています。

なぜ、そんなに強いのかしら・・・?

青山学院大学の監督、原監督の手腕が発揮されているのではないでしょうか。

原監督が青山学院大学の監督に就任したのは2004年です。

すぐに結果を出せたわけではなく、試行錯誤し、廃部の危機もありながらも2010年に総合8位に躍進させ、41年ぶりのシード権を獲得しています!!

※シード権とは来年の箱根駅伝に出場できる権利

開催年結果
2011年総合9位
2012年総合5位
2013年総合8位
2014年総合5位
2015年総合1位
2016年総合1位
2017年総合1位
2018年総合1位
2019年総合2位 復路優勝
2020年総合1位
2021年総合4位 復路優勝
2022年総合1位
2023年総合3位
2024年総合1位

2015年総合初優勝。

ここから青山学院大が箱根駅伝の総合優勝を7度されています。

7度もの総合優勝が出来たのは、原監督の組織づくりがうまく行った証ですね。

放送時間が長く変化が乏しい

箱根駅伝は毎年1月2日・3日の朝7時から約7時間生放送されています。

7時間とは長い!

野球やサッカーなどの競技に比べ、大きな変化はいつ起きるかわかりません。

そのため、いつ見ても同じ選手が走っているだけの映像が放送されています。

気付けば、いつの間にか違う選手に代わっている事がありますね。

盛り上がる場面が少ない

長距離をずっと走っているだけなので、ひたすら走る映像が流れる・・・確かにこれだけでは盛り上がりませんよね。

盛り上がるとしたら・・・後続の選手がすごい勢いで前を走っている選手に追いつき、抜きつ抜かれつの攻防をし、そして追い抜いて行く・・・というような、盛り上がる場面がいくつもあると見ていて楽しいのでしょうが・・・そういった場面が少ないですね。

そして、もう一つ。スポーツ観戦をしていて楽しいのは応援での一体感でしょうか。

野球など、スタジアムで応援歌をみんなで歌ったり、選手に合わせた応援をしたり・・・楽しいですよね!

箱根駅伝では、そういった応援の一体感を味わえないですね。

【箱根駅伝 】を楽しむポイント4つ

なかなか変化が乏しくつまらないと思われがちですが・・・箱根駅伝の魅力を知らないだけです。

箱根駅伝は2024年で100回目を迎えた歴史ある大会であり、視聴率が30%を超える番組でもあります。

そんな箱根駅伝を楽しむポイントは4つ。

ポイント

  • 青学のスローガンをチェックする
  • 若い選手の熱き闘い
  • 往路・復路にあるエース区間
  • 襷(たすき)リレーのルール
  • 箱根までの景色

青学のスローガンをチェックする

青山学院大学は毎年発表されているスローガンにも注目が集まっています。

2024年のスローガンは「負けてたまるか大作戦」でした。

このスローガンの発表が始まりは、2013年の「マジンガーZ大作戦」でした。

原監督の想いがこもったスローガンをチェックしてみると感慨深いものがありますよ。

若い選手の熱き闘い

箱根駅伝は選手が一区間一人が走る個人戦。

個人戦ではあるのですが、1~10区間任された区間を一人でも走り切れなかったら「失格」となってしまいます。

一人でも走れ切れなかったら「失格」とは厳しいですね。

10人全員が一人で闘いながらもチームのため、監督のためゴールを目指して走るのです。

そんな雄姿に多くの人が毎年釘付けになっているのでしょう。

箱根駅伝の前から注目されている選手だけでなく、駅伝当日に実力以上の力を発揮し、成績を残す選手が数多くいるのが箱根駅伝の魅力の一つになっています。

往路・復路にあるエース区間

箱根駅伝は各区間20kmを超えるコースになっており、「花の2区」と呼ばれるこの区間に各大学のエースが活躍します。

走る距離は区間最長23.1kmあり、アップダウンの激しいコースとなっています。

ただ走るだけでなく、距離や高低差にあった走りが出来るかどうかが勝敗の分かれ目となります。

復路では、同じ区間が「松の9区」と呼ばれ、同じように注目されています。

この区間を走った選手は後々にオリンピックや世界で活躍する選手が生まれるので多くの人が注目しています。

そして、5区の小田原中継所から芦ノ湖までは、標高差800m以上ある山登りの区間となります。

高低差が大きく急な坂道もある過酷なコースです。

大平台のカーブも名所となっていますね。

毎年、中継のバスがぶつからないか心配してしまいます。

この5区を制した選手は「山の神」と呼ばれ、2区、9区と同様に注目度が高いです。

襷(たすき)リレーのルール

駅伝なので、箱根駅伝でも襷(たすき)をして走っています。

その襷は次の走者に渡してゴールまで繋いでいくものです。

しかし、その襷を次の走者に渡すことが出来ず、次の走者が出発してしまう「繰り上げ出発」というルールが存在します。

この箱根駅伝では交通規制などの配慮から定められています。

襷を次の走者に渡せなかったチームの無念さが駅伝ファンの共感を生む中継所のシーンとなっています。

各中継所で繰り上げ出発の時間が異なり、往路1~2区の鶴見、往路2~3区の戸塚では先頭走者通過から10分。

往路3~4区平塚、往路4~5区小田原では15分。

復路はすべての中継所20分となっています。

チーム間の差が広がる復路区間で多く見られる繰り上げ出発ですが・・・

あと少しで前走者が到着する、その走者を前に次の走者が繰り上げ出発してしまい、前走者が涙するシーンが放送され多くのファンがやるせない気持ちになるのも魅力の一つではないでしょうか。

襷を受け取れず、繰り上げ出発してしまったチームは箱根駅伝主催者が用意する黄色と白のストライプ柄の襷をかけて走ることになります。

ただし、5区と10区には大学独自の襷の使用が許可されています。

箱根までの景色

東京の大手町から始まり、高い建物が少しずつ減り、3区の11km過ぎを走る頃には左手に相模湾が見え、正面に富士山も見えるのではないでしょうか。

5区では、箱根の山登りが始まり、周りの景色がぐっと変わりますね。

5区での19kn過ぎに箱根神社の大鳥居が見え、その後ゴールの芦ノ湖があります。

1区~5区までの景色が選手の走るスピードと同じ速度で変化していく様も素敵なのですが、放送では選手を主体に撮影しているので、周りの景色はさほど映りません。

しかし、箱根は観光名所が点在しています。

芦ノ湖は条件が揃えば「逆さ富士」が見ることが出来る湖です。

選手の走りだけでなく、周りの景色の変化も楽しんでもらいたいです。

イケメン選手に注目しても楽しめますよ♪

まとめ

最近の箱根駅伝はつまらないと思われがちですが、歴史ある駅伝大会です。

自分のため、チームのため頑張っている若い選手達の熱き闘いの番組です。

ただ、走っている姿しか映らない番組ですが、中継所での襷リレーやエース区間と言われる「2区」「5区」「9区」、相模湾と富士山が見える「3区」など、ポイントを絞って観戦すると楽しく見る事が出来るのではないでしょうか。

もっと深く入り込むには、それぞれの選手の経歴などを知るとより楽しく見ることが出来ますが・・・全員知ってしまうと・・・どこのチームを応援するか迷ってしまいますね。

どこかごひいきのチームを見つけるのもより楽しく応援出来そうですね。

箱根駅伝への出場をかけて予選会が10月に行われています。

そういった予選会を見て、箱根駅伝を観戦すると感動もひとしおですね!!

関連コンテンツ

-箱根駅伝
-